この記事はロ技研のブログで以前投稿した内容と同じです.
モクローというポケモンをご存じでしょうか
ポケットモンスター,サン・ムーンで初登場したフクロウの形をしたポケモンですね.
こんな愛らしいポケモンを見たら醤油皿を作りたくなるのは必然ではないでしょうか?
最初はモクローの絵をInventorで読み込んでスケッチをなぞればいいかなぁと考えてました。しかし、実際にやってみると面倒くさい&面倒くさいため断念
何かいい方法がないかなぁと思っていたら、流石Inventorちゃんとしてる。
dxfをスケッチで読みこめるじゃありませんか。
はい,画像を輪郭抽出,ラスタ→ベクタ変換からのInventorで優勝!w
公式からモクローの画像をとってきます
このままだとベクタファイルに変換できないので輪郭を取り出して線画にします。
GIMPを用いて輪郭抽出しました.
明度反転まで行ったものがこちら
そして周りも白くするとこんな感じに
これをビットマップ形式で出力し,wintopoというファイルでベクタファイルに変換
そしてInventorで読み込む.勝利.
まあ線が4000本もあればそうなりますよね...
というわけで簡略化
GIMPの段階でかなり簡略化しておいて本数を減らしました.大体300本くらい.
そんなこんなでInventorで取り込みました。
これで画像の取り込みはできたのでエンボスをかけていくだけ。
色については白黒化したモクローの画像から、その色に比例した深さにすることで濃淡を付けていきます。
なお深さの比例定数については変更できるようにパラメータで指定してあります。
そんな感じでデータの出来上がり
そして最後に3Dプリンターで出力して完成
赤い紅茶をいれてみた