エアコンのスイッチを自動で付けなおすだけのマシン

この記事はロ技研のブログで以前投稿した内容と同じです.

おうちのエアコンについて

私のおうちのリモコンって集中管理されていていつの間にか勝手に電源が消えちゃうんですよね…

連続稼働n時間とかで切れるならまだよいですが,そうではなく適当なタイミングで切れちゃうんです.

勝手に切れた場合,夏なら熱中症リスク,冬であれば凍死のリスクを背負います.

今回はこの仕様に対抗するためタイトルの通りのマシン(笑)を作成しました.

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何をするマシンか

することはいたって単純で,エアコンのスイッチがOnからOffになったのを検知したらソレノイドを動かす.それだけです.

単純なのでマイコンレスで作ってみました.

その過程を大雑把に以下に記します.

実際に電源つけっぱなしで放置するにあたって,一番怖いのは火災です.

自作回路が火を噴いた!なんてことがあればおうちを追放されることは想像に難くありません.

安全に気を付けつつ回路を作ります.

回路図載せようかと思いましたが,紙に書いたものしかないのと,デジタルで書き直すのが面倒なため断念.

簡単に言うと,フォトダイオードの信号を増幅してコンパーレータに突っ込み,その出力をNAND素子とRC回路でえんやこらしました.

結果としてエアコンがオンからオフになった瞬間から1秒間ほどだけソレノイドを動かす回路が出来ました.そんなこんなで回路は完成です.

そして当然,回路だけでは動かないのでガワを作りました.

はじめてFusion360を使ってみましたが中々使い心地がいいですね.

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あとははんだ付けをして,組み立てて完成しました.

無事に動いて幸せです.

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今までは回路は回路制御班の皆さんに任せっきりだったのですが,自分で作ってみると難しいですね.

回路制御班のありがたみを身にしみて感じました.でも楽しかったのでまた作ってみたいです.

というわけで無事動いたのですが,おうちの管理者に無事止められてお蔵入りとなりました.めでたしめでたし.